- スポーツ外傷・障害
スポーツ外傷とはスポーツ活動の際、人や物への衝突や転倒など一度に急激な力が加わることで起こる組織の損傷をいいます。例えば、転倒や衝突などによって起こる捻挫や打撲、骨折、肉離れ・靭帯損傷などのケガのことです。
スポーツ障害とは、長期的に同じスポーツを続けることで、身体の一定の部位に繰り返しストレスが加わって起こる障害です。(オーバーユース)
スポーツ外傷と違い、筋肉の酷使による痛みやケガの損傷部に対して、それぞれ最適な治療が必要とされます。
スポーツ外傷
主な症状(一例)
治療
患部の症状と痛みの度合いを確認しながら施術を行っていきます。
状態に応じて熱感があればアイシング・電療・テーピング・固定などを行います。
早期回復を目指しスポーツの練習、試合に臨んでいただきます。
応急処置(RICE処置)
Rest 安静
患部は動かさず安静に保つ
Ice 冷却
内出血や炎症を抑えるため
患部を氷で冷やし痛みを緩和
Compression 固定
包帯やテーピングで圧迫し
出血や腫脹を防ぐ
Elevations 挙上
患部を心臓より高い位置に
保ち内出血を防ぐ
スポーツ障害
主な症状(一例)
主な症状と原因
ジャンパー膝 | ジャンプ動作などの繰り返しにより、発生する膝蓋靭帯炎および大腿四頭筋付着部炎です。 |
オスグッドシュラッター病 | 9~15才頃(成長期)にランニングやジャンプ、キックなどでの膝伸展筋(大腿四頭筋)の牽引によっておこる、脛骨粗面での成長軟骨の障害(過形成)です。 |
踵骨骨端症 | 8~14才頃にランニングやジャンプによる衝撃によっておこる、かかと(踵骨)の成長軟骨部の障害です。 かかとの軟骨部がアキレス腱や、足底筋膜によって牽引されることによって起きます。 |
シンスプリント | ランニングやジャンプにより、繰り返し下腿の内側の骨に刺激が加わることと、足首や足の親指で地面をける筋力が、下腿骨の骨膜を引っ張り起こる炎症です。 |